>> 08月, 09月, 畑で栽培, 葉菜類

シュンギク

シュンギク

キク科

関連カテゴリ
難易度初級
連作障害1年以上
植付時期8月上旬~10月下旬
収穫時期9月半ば~12月下旬
最適PH6.0~6.5 石灰分をやや好む

病害虫の被害を受けにくいので初心者でも比較的簡単に育てることができます。
株もとから切り取って収穫することで、わき芽が育ち、長く収穫することができます。

栽培情報

シュンギクの栽培スペースは畝幅の60cm
2列植えで列間は20cm、株間は30cmです。
※育てたい株数によって畝の長さを調節してください。

好光性種子なので覆土は薄くしましょう。

種まき後は不織布のべた掛けで乾燥を防ぎ、発芽率をあげましょう。

栽培に適した土壌酸度はpH6.0~6.5です。
酸性土壌が苦手なのでしっかりと土壌酸度を調節しましょう。

 

土づくり

植え付けの1週間前まで

酸性土壌が苦手なので、pHが6.0~6.5になるよう
土壌酸度を調節しましょう。

酸性に傾いている場合は1平方メートルあたりに
苦土石灰を100~150g散布し良く耕します。

 

植え付け当日

栽培スペース全体に元肥を散布し良く耕します。

元肥(1平方メートルあたり)

  • 完熟牛ふん堆肥3L
  • 化成肥料100g

元肥を施肥した後に、栽培スペースの外側から
土を盛り、幅50cm、高さ5cm程度の畝を立てます。

 

種まき

シュンギクは種から育てるのがおすすめです。

列間を20cm程度あけて
深さ1cm程度のまき溝を2列作ります。

支柱や木の板を使うと楽にキレイに溝をつけることができます。

※好光性種子なのでまき溝を深くしない。

そこに1cm間隔になるように種をまきます。

その後、薄く土をかけ、手で軽く押さえます。

 

種をまいたら、不織布を畝にべた掛けし、端に土をのせ固定します。

シュンギクは発芽まで乾燥させないようにすることで
発芽率が上がり、発芽もそろいます。

その後、数回に分けて水をたっぷりとやりましょう。

管理作業

間引き

充実した株に育つように、成長に合わせて
間引き作業を行います。

本葉が1~2枚のころ→3cm間隔

本葉が3~4枚のころ→6cm間隔

本葉が5~6枚のころ→16cm間隔

上記のようになるように間引きましょう。

 

1回目の間引き

本葉が1~2枚のころ
株間が3cm間隔になるように間引きます。
1回目の間引き以降は不織布をはずしてください。

2回目の間引きと追肥

本葉が3~4枚のころ
株間が6cm間隔になるよう間引きます。
※間引いたシュンギクも食べることができます。

2回目の間引き以降は
2週間ごとに追肥作業も行います。

1平方メートルあたり化成肥料を30g(一握り)を株の周りにまきます。

クワや畑の3役さんなどで軽く土とまぜ、株もとに土寄せをします。

3回目の間引き

本葉が5~6枚のころ
株間が16cm間隔になるよう間引きます。
※間引いたシュンギクもたべることができます。

 

防寒対策

冷え込んでくる11月以降は防寒対策として
穴あきポリフィルムなどでトンネル掛けをして
防寒対策をおこないましょう。

トンネル用支柱をさし、その上から
穴あきポリフィルム、または寒冷紗をかけ端を結びます。
結び目をU字ピンで固定し、すそに土をかけて固定しましょう。

 

収穫

種まきから1か月後から収穫できます。
草丈が30cm程度が収穫の目安です。

生え際から3段程度の葉を残して
ハサミで切り取り収穫すると
わき芽が伸びてきて、追加で収穫することができます。

もちろん根から引き抜いて収穫しても大丈夫です。
その際は少し多めに種まきをしておきましょう。


関連カテゴリ : 08月, 09月, 畑で栽培, 葉菜類

野菜の種類から探す

植付時期から探す


| ホーム | 2019年度報告書 |