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カリフラワー

カリフラワー

アブラナ科

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難易度中級
連作障害3年以上
植付時期8月~9月
収穫時期10月~12月
最適PH6.0~6.5 石灰分をやや好む

秋野菜にオススメ!カリフラワーの育て方 | 野菜作りの楽しさ広め隊 夏野菜を早めに片づけて、秋野菜に移行すると家庭菜園を年間通して楽しめます。真っ白なカリフラワーを収穫するためには一工夫が必要です。

カリフラワー作り方

土づくり

カリフラワーの栽培スペースは
畝幅を60cm程度で育てます。
株と株の間は40cm程度あけますので
植える株の数に応じて増減してください。

連作障がいが起こりやすいので
アブラナ科を3年以内は育てていない場所で
栽培するようにしましょう。

カリフラワーの栽培に適した
土壌酸度はpH6.0~6.5とすこし中性よりです。

 

植え付けの1週間前まで

栽培スペースの土壌酸度を測り、
酸性に傾いているようであれば
苦土石灰をまき調節します。

栽培スペース全体に苦土石灰を
100~150g/平方メートルまき
良く耕します。

土壌酸度をpH6.0~6.5程度になるよう
調節しましょう。

 

カリフラワーは栽培期間が長いので
長期間、肥料の効果が続きやすい「溝施肥」で
栽培をおこないます。

栽培スペースの中心に
縦・横が20cm程度の溝を掘ります。

そこに元肥となる堆肥と肥料をまきましょう。

  • 完熟牛ふん堆肥 3L
  • 化成肥料 100g

上記を1平方メートルあたりまき
軽く土とまぜてから埋め戻します。

栽培スペースの外側から土を盛り
高さ20cm程度のかまぼこ型の畝を立てます。

 

植え付け

カリフラワーは苗から育てる方法がおすすめです。

もし、ポットなどを使用し、種から育苗してから
植え付ける場合は、約1ヶ月前から種まきをしましょう。
その際には、水ギレに注意して本葉が4~5枚になったら
植え付けましょう。

苗を選ぶポイント

  • 葉と葉の間隔が狭い(節間が狭い)
  • 病害虫の被害がない
  • 枝ぶりががっちりしている

 

畝の中央にポットが丸々入る植穴をあけ
ハス口をはずしたジョウロで
手を伝わせて水をたっぷりとあげます。

植穴から水が引いたら
苗をポットから優しく取り出し
植え付けます。

軽く土を寄せ、優しく押し付け
苗がぐらつかないようにしましょう。

※株と株の間は40~45cm以上あけて植え付けましょう

植え付けた後は
ハス口を付けたジョウロで
たっぷりと水やりをします。

防虫対策

まだ暑い時期に植えるカリフラワーは
アブラムシやアオムシなどの被害を受けやすいので
防虫対策として防虫ネットを張りましょう。

 

必要な資材

  • トンネル用支柱 6本程度
  • 防虫用ネット 1枚

畝の長さなどで加減してください。

支柱立て

トンネル用の支柱を60cm間隔で
畝をまたぐように支柱をさします。

防虫ネットがけ

トンネル用の支柱の上から
防虫ネットを畝全体がかぶるようにかけます。
短い辺の方をまとめU字ピンなどで
地面に固定します。

すそに土をかける

防虫ネットのすそから害虫が入らないように
ネットのすそにクワなどを使用して
土をかけます。

その際隙間ができないようにかけましょう。

風対策をおこなう

防虫ネットが風などで飛ばされると
思わぬ事故のもとになるので
防虫ネットの上からさらに支柱をわたし
固定します。

追肥

植え付けの2週間後から追肥作業を行います

植え付けから2週間たったら
1株あたり30gの化成肥料をまきます。

防虫ネットを片側から外し
化成肥料を株の周りにまきます。

まいた後、周りの土とクワなどで
軽くかきまぜながら、土寄せをおこない
畝をキレイに作り直します。

追肥が終わったら
防虫ネットは元通りに戻しましょう。

管理作業

カリフラワーの花蕾は直射日光があたると
白い色が黄色っぽくなります。

それを防ぐために、外葉をおり、花蕾に覆いかぶさるようにして
直射日光が当たるのを防ぎましょう。

 

 

収穫

カリフラワーは「頂花蕾」を収穫します。

株の上部に花蕾(花のつぼみの集合体)が大きくなり
直径が約15cm程度になったら収穫の目安です。

頂花蕾の茎を長めに残して
包丁などで切り取り収穫します。

※茎の柔らかい部分は甘みがあり
おいしいので長めに切り取りましょう。


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