栽培スペースは今回60cmの畝幅で作業します。
サツマイモは酸性の土壌を好むので
不要に苦土石灰などをまく必要はありません。
土壌酸度によって苦土石灰の量を調節をします。
の苦土石灰を1平方メートルあたり、まきよくたがやす。
栽培スペース全体に
を1平方メートルあたりまき良く耕します。
化成肥料をまきすぎると「つるぼけ」がおこり
つるや葉ばかりが育ってしまいます。
ですがカリ分が不足するとイモが太らないので
それを補うために草木灰をまきましょう。
良く耕したら、高さ30cm程度の
かまぼこ型の畝を立てます。
サツマイモは乾燥には強いですが
加湿には弱いため
畝の高さを高くして、通気性を良くします。
畝を立てたら黒マルチを張りましょう。
地温が上がることで初期育成が良くなります。
マルチを張ったら支柱などを使って
30cm間隔で植穴をあけていきます。
地面に対して45度程度の角度をつけ
深さ約30cm程度まで支柱をさして植穴をあけます。
サツマイモは挿し苗から育てます。
植穴に差し苗をさし込みます。
葉っぱはすべて外に出るように差し込み
苗の4分の3程度植えます。
植え付け後、ハス口を付けたジョウロで
たっぷりと水をやります。
サツマイモのつると葉は
気温が上がっていくにつれてどんどんと
茂っていきます。
他の野菜の栽培スペースへ
邪魔をするようであれば
つるを地面から引きはがし
畝の上へまとめておきましょう。
※つるから根が生え地面にくっついているので
つるを切らないようにはがしましょう。
葉っぱが黄色くなったら収穫の目安
霜が降る前に収穫しましょう。
つるの生え際をつかむ部分(約10cm)を残して切り取ります。
マルチをはがしてから
畝の外側からスコップなどで掘り起こし
残しておいたつるを持ち、イモを引き出します。
土中にイモが残っていないかよく探しましょう!
掘り出したサツマイモはそのまま2時間程度乾燥させてから
保存しましょう。
収穫してから2~3週間たつと
でんぷんが糖にかわり、甘味が増します!