初心者でも簡単に育てられるカブ。
虫が付きやすいので防虫対策をおこなうことと
間引きをし、大きく育てることが大切です。
カブの栽培スペースは畝幅の60cmが目安です。
畝の長さは植え付ける数によって調節してください。
アブラムシ、アオムシ、ヨトウムシなどの
害虫が付きやすいので防虫ネットでの防虫対策は必須です。
栽培に適した土壌酸度は
pH6.0~6.5です。
栽培スペース全体に苦土石灰をまき良く耕し、土壌酸度を調節しましょう。
栽培スペース全体に元肥をまき、よく耕します。
元肥を施肥したあとに栽培スペース外側から土を盛り畝幅60cm、高さ10cmの畝を立てます。
畝に列間を30cmあけ、支柱などを使い2列まき溝をつけます。
カブの種を1cm間隔になるようまき溝にまいていきます。
軽く土をかぶせ、手のひらで押さえます。
その後たっぷりと水やりをし、発芽までは乾燥させないように注意する。
害虫被害にあいやすいので防虫ネットをトンネル掛けし、被害を防ぎます。
トンネル用支柱をさし、その上から防虫ネットをかけ端を結びます。
結んだ部分をU字ピンで固定し、すそに土をかけて固定します。
※隙間があるとそこから害虫が入ります隙間がないように土をかぶせましょう。
植え付けから約1週間程度で双葉が開きます。
その段階で株間を約2cmにします。
ヒョロヒョロと伸びているものや、
曲がっているもの、葉の色が薄いものなどを間引きましょう。
本葉が2~3枚のころに2回目の間引き作業を行います。
株間を6cm程度になるよう間引きます。
その際に、化成肥料を30g/平方メートルあたりまき、立鎌や畑の3役さんなどで土と軽く混ぜ、株に土寄せする。
本葉や4~6枚になったころ、3回目の間引きをおこないます。
株間を12cm程度になるよう間引きします。
その際に、化成肥料を30g/平方メートルあたりまき、立鎌や畑の3役さんなどで土と軽く混ぜ、株に土寄せする。
種まきから45日前後で収穫の適期です。
カブの直径が5~6cmになったら収穫しましょう。
取り遅れはスが入ったり、裂けたりするので取り遅れには注意しましょう。
葉の付け根を握り、真上に引き抜いて収穫します。