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エダマメ

エダマメ

マメ科

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難易度初級
連作障害3年以上
植付時期4月上旬~6月上旬
収穫時期6月下旬~9月下旬
根粒菌の働きで土壌内から窒素分を吸収することができるので肥料の量をほかの野菜と比べて半分程度に減らしましょう。

苗づくり

エダマメは種から育てて畑に植え直す方法がおすすめです。
苗の状態でも販売しています。

植え付けまでは2~3週間程度かかるので
植え付けから逆算して、種まきをしましょう。

セルトレイと呼ばれる苗を育てるトレイや
他の野菜苗を購入した際のポットなどを用意します。

培養土を入れて種をまく用の植穴を
1ヶ所につき2つあけます。

 

穴にエダマメの種を1粒ずつ入れていき
種が隠れるくらいまで培養土をかけます。

上から軽く手で押さえ
ハス口を付けたジョウロで優しく水やりをしましょう。

エダマメの種は
鳥に狙われてしますので
防虫ネットなどを上からかけ、しっかりと固定しておきましょう。

土づくり

植え付けの1週間前まで

栽培スペースは2列植えるので
今回は畝幅を60cmで行います。

(長さは植え付ける苗の数で調節してください)

栽培スペースの土壌酸度を測り
pH6.0~6.5程度がエダマメ栽培には
理想です。

土壌酸度の測り方はこちらから

もしpH6.0~6.5満たない場合は
苦土石灰を100~150g/平方メートルまき
良く栽培スペース全体に混ぜ込む。

植え付け当日

エダマメは「根粒菌」(こんりゅうきん)と呼ばれる
微生物の影響で、土壌内から成長に必要なチッ素分を
吸収することができます。

その為、栽培前にまく肥料は他の野菜よりも
少なくまきます。

  • 化成肥料 50g/平方メートル
  • 完熟牛ふん堆肥 3L/平方メートル

上記の堆肥と肥料を栽培スペース全体にまき
良く混ざるように耕します。

栽培スペースの外側から
土を盛り、高さ5~10cm程度の畝を立てます。

マルチを張るので表面はキレイに平らへならしておくと
マルチが畝に密着するようになります。

マルチ張り

畝の長さよりも30cm程度長い黒マルチを用意します。
畝の中心に置くように黒マルチを置いたら
短い辺の一方をクワを使って土をのせて固定します。

反対側の短い辺の方へ行き
マルチがピンと張った状態で土をのせ固定します。

長い辺の両脇もマルチが張った状態になるように
土をかけ固定します。

 

黒マルチを張ったら植穴用にマルチに穴をあけます。

今回は2列で育てるので列の間隔を60cmあけ、

株と株の間が50cmになるように穴をあけましょう。

※マルチの穴あけ器などを使用すると楽にできますが
もっていない場合は、×印型にカッターでマルチを切り
内側に入れ込むようにマルチを広げると簡単です。

 

植穴をほり、ジョウロで水をたっぷりとやり
植穴から水がひいたら、苗を植え付けます。

苗を取り出し2本立ちのまま植え付けます。

苗がぐらつかないように植穴を土で埋め
手で軽く押さえます。

その後、ハス口を付けたジョウロで
優しく水やりをします。

 

 

防虫ネット

必要な資材

  • トンネル用支柱 6本程度
  • 防虫用ネット 1枚

畝の長さなどで加減してください。

支柱立て

トンネル用の支柱を60cm間隔で
畝をまたぐように支柱をさします。

防虫ネットがけ

トンネル用の支柱の上から
防虫ネットを畝全体がかぶるようにかけます。
短い辺の方をまとめU字ピンなどで
地面に固定します。

すそに土をかける

防虫ネットのすそから害虫が入らないように
ネットのすそにクワなどを使用して
土をかけます。

その際隙間ができないようにかけましょう。

 

風対策をおこなう

防虫ネットが風などで飛ばされると
思わぬ事故のもとになるので
防虫ネットの上からさらに支柱をわたし
固定します。

 

追肥

植え付けの2週間後から追肥を2週間ごとに行います。

作業するときは防虫ネットをはずしましょう。

黒マルチを畝の肩の部分まではがして
化成肥料30g/平方メートルをまきます。

鍬などを使用して軽く耕し
畝の形をととのえます。

黒マルチと防虫ネットを戻して終了です。

エダマメが成長して
防虫ネットにぶつかるまで成長したら
防虫ネットを取り除いても大丈夫です。

 

 

収穫

エダマメは株の下から太ってきます。
全てのエダマメが取り頃になることはないので
全体の8割程度が膨らんだら収穫しましょう。

株の生え際を持ち垂直に引き抜き
株ごと収穫します。

その後、一つ一つサヤをもぎ取ります。

 

もしくは太ったエダマメからハサミで
切って収穫しても大丈夫です。

 

エダマメは、収穫後
味がすぐに落ちていきます。

昔から「湯を沸かしてから収穫しろ」と言われるほど
収穫したばかりの枝豆は美味です。

収穫後はなるべく早く調理して
いただきましょう。


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