栽培スペースは畝幅の60cmです。
栽培スペース全体に
をまき、深さ約30cm程度までよく耕します。
このとき、石などの異物を取り除き
土塊はクワで丁寧に砕き耕します。
また、深くまで耕す作業の際には
刃の長さが長いクワや備中クワを使用すると
深くまで簡単に耕せ、作業がはかどります。
栽培スペース全体に肥料と堆肥をまきます。
その後栽培スペース全体を
深さ30cm程度までよく耕します。
このとき、肥料や堆肥が塊になっていたり
固まっていたりすると
大根が二股にわかれたり
いびつな形になったりします。
十二分に栽培スペースを耕したら
10cm程度の畝を立てます。
畝の上部はレーキやパイプなどで
平らにならしておきましょう。
雑草の防止や地温上昇などの
効果がある黒マルチを畝に貼ります。
畝の長さよりも30cm程度長い黒マルチを用意します。
畝の中心に置くように黒マルチを置いたら
短い辺の一方をクワを使って土をのせて固定します。
反対側の短い辺の方へ行き
マルチがピンと張った状態で土をのせ固定します。
長い辺の両脇もマルチが張った状態になるように
土をかけ固定します。
畝の中心に植穴をあけます。
※マルチの穴あけ器などを使用すると楽にできますが
もっていない場合は、×印型にカッターでマルチを切り
内側に入れ込むようにマルチを広げると簡単です。
植穴にダイコンの種を5粒間隔をあけてまきます。
植穴に土をかぶせ、たっぷりと水やりをおこないます。
秋植えと言えども、まだ気温が高いので
病害虫の被害を受けないように防虫ネットを張ります。
畝の長さなどで加減してください。
トンネル用の支柱を60cm間隔で
畝をまたぐように支柱をさします。
トンネル用の支柱の上から
防虫ネットを畝全体がかぶるようにかけます。
短い辺の方をまとめU字ピンなどで
地面に固定します。
防虫ネットのすそから害虫が入らないように
ネットのすそにクワなどを使用して
土をかけます。
その際隙間ができないようにかけましょう。
防虫ネットが風などで飛ばされると
思わぬ事故のもとになるので
防虫ネットの上からさらに支柱をわたし
固定します。
ダイコンは3回間引きをおこない
1本になるようにします。
間引きや追肥をする際は防虫ネットをはずして
作業が終わったらまた張り直しましょう。
ダイコンが大きく成長し、
刃が防虫ネットに触れるようになったら
防虫ネットは取り外しましょう。
双葉が開いたら3本に間引きます。
間引く苗のポイントは
種まきから約2~3週間ごろ
本葉が2~3枚になったら
2本になるように間引きます。
追肥間引き後、マルチの穴に化成肥料を3g(ひとつまみ)まきます。
間引き5~6枚になったころ
1本になるように間引きます。
間引いた後に、マルチの穴に化成肥料を3g(ひとつまみ)まきます。
収穫の目安は青首ダイコンで
種まきから約60日前後です。
取り遅れると「す」と呼ばれる
空洞ができ、味も落ちるので
早めに収穫することを心がけましょう。
葉の根元を両手で持ち
垂直にゆっくりと持ち上げて収穫します。
収穫の目安としてダイコンの葉が
四方に広がって下に落ちてきたのも
収穫の目安となります。
葉の根本を切ってみて
断面に空洞があると実にも
空洞があるサインです。
これがでる前に収穫をしましょう。
収穫が遅れてしまう場合や、一度に収穫する場合は
土に埋めて保存しましょう。
ダイコンの葉は切り落とし
ダイコンが埋まるだけの穴をあけ
穴に大根を入れます。
穴を埋め戻し、その上にワラを3~5cm程度しき
その上から再度土をかけるます。
こうすることでダイコンの
成長は緩やかになり
「す」がはいるのも防げます。
※なるべく早めに食べるようにして
年内にはすべて食べましょう。