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オクラ

オクラ

アオイ科

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難易度初級
連作障害5年以上
植付時期5月上旬~7月上旬
収穫時期6月下旬~10月中旬
最適PH6.0~6.5 石灰分をやや好む
収穫が遅れると、実がスジっぽく食べられなくなるので収穫適期を逃さず収穫しましょう!気温が低いと初期育成が悪くなるので、十分に気温が上がってから収穫しましょう。

土づくり

オクラの栽培スペースは畝幅が60cm程度です。
畝の長さは株と株の間を30cm程度あけますので
育てたい株の数で増減してください。

育成に適した土壌酸度はpH6.0~6.5と
少し中性よりです。

連作障害があるので、同じ栽培スペースで
4~5年間栽培していない場所で育てましょう。

植え付けの1週間前まで

栽培スペースの土壌酸度を測って
pH6.0~6.5になるようにしましょう。

酸性に傾いている場合は栽培スペース全体に
苦土石灰を100~150g/平方メートルまき、よく耕しましょう。
土壌酸度を調節しましょう。

土壌酸度についてはこちら

 

植え付け当日

栽培スペース全体に、成長に必要な堆肥や肥料(元肥)をまきます。

  • 完熟牛ふん堆肥 3L
  • 化成肥料 100g
  • 熔リン 50g

上記の堆肥・肥料を1平方メートルあたりまき
栽培スペース全体を良く耕します。

畝づくり

元肥を散布し終わったら畝を立てて黒マルチを張ります。

オクラは高温でよく育つので、地温が上がる黒マルチを張りましょう。

栽培スペースの外側から土を盛り10cm程度の畝を立てます。
黒マルチを張るので上部はキレイに平らにならしておきましょう。

マルチ張り

畝を立てたら黒マルチを張ります。

黒マルチは地温を上昇させるだけでなく
雑草がはえてくるのを抑えたり、
雨で土が跳ね返りなどを防いだりと、
病害虫の被害を防ぐ効果もあります。

畝の長さよりも30cm程度長い黒マルチを用意します。
畝の中心に置くように黒マルチを置いたら
短い辺の一方をクワを使って土をのせて固定します。

反対側の短い辺の方へ行き
マルチがピンと張った状態で土をのせ固定します。

長い辺の両脇もマルチが張った状態になるように
土をかけ固定します。

 

植え付け

オクラは種から育てるよりも
苗から育てる方が初心者にはお勧めです。

本葉が2~3枚の若苗を植え付けます。

黒マルチを張ったら
株と株の間が30cmになるように穴をあけましょう。

※マルチの穴あけ器などを使用すると楽にできますが
もっていない場合は、×印型にカッターでマルチを切り
内側に入れ込むようにマルチを広げると簡単です。

ポットが入る植穴をあけたら
ハス口をはずしたジョウロで
手を伝って水をたっぷりとやります。

水が植穴から引いたら
苗をポットから取り出し植え付けましょう。

 

防虫ネット

オクラはアブラムシなどの被害にあいやすいので
防虫ネットで対策をしましょう

必要な資材

  • トンネル用支柱 6本程度
  • 防虫用ネット 1枚

畝の長さなどで加減してください。

支柱立て

トンネル用の支柱を60cm間隔で
畝をまたぐように支柱をさします。

防虫ネットがけ

トンネル用の支柱の上から
防虫ネットを畝全体がかぶるようにかけます。
短い辺の方をまとめU字ピンなどで
地面に固定します。

すそに土をかける

防虫ネットのすそから害虫が入らないように
ネットのすそにクワなどを使用して
土をかけます。

その際隙間ができないようにかけましょう。

風対策をおこなう

防虫ネットが風などで飛ばされると
思わぬ事故のもとになるので
防虫ネットの上からさらに支柱をわたし
固定します。

追肥

植え付けの1ヶ月後から追肥をおこないましょう

サヤ付きを良くするため、植え付けから1か月たったら
追肥作業を始めましょう。

草丈が60cmまでは

マルチの穴から3g(三本指でつまみ)を
各苗にまきます。

草丈が60cm以上になってから

マルチを畝の肩まではがし
化成肥料を30g(手でひと握り)を
1平方メートル当たりまき
軽く土とたがやしてから
畝を作り直して
マルチを張り直します。

 

収穫

花が咲いてから約1週間で収穫の目安です。

オクラが人差し指と同じくらいの大きさ(7~8cm)になったら
ハサミで収穫します。

最盛期のオクラは成長が早いので
収穫が遅れないようにこまめに収穫しましょう。

 

収穫とセットで摘葉も

収穫したオクラのすぐ下の葉っぱを残し、
それより下の葉っぱをハサミで切り取りましょう。

風通しをよくし、
残った葉やオクラに栄養を集中させることができます。

 


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